音楽がつなぐもの アイドルネッサンスと赤い公園

解散から約2ヶ月経った5月4日、アイドルネッサンスの結成記念日に解散ライブの映像を収めたBlu-ray Discと過去リリースした「名曲ルネッサンス」の全音源+解散ライブで最初で最後の披露となったBase Ball Bearの「changes」カバーが収録されたラストアルバムが発売されました。

 

ラストアルバム「アイドルネッサンス

 

 

アイドルネッサンスがアイドルネッサンスとして始まった、その5月4日。同日のビバラロックで赤い公園の新ボーカルとして産声をあげたのが、あの、石野理子でした。

 

VIVA LA ROCK2018 DAY-2

 NOW ON AIR赤い公園

 

 

 

正直、知らされた時は頭が混乱し、わけがわかりませんでした。友人から連絡が来て、とにかく早く生配信を観て!と言われ、何も理解できないまま、とにかく観ました。すると、そこに映っていたのは、最後に見た時よりも象徴的なボブが少し短くなっていたショートボブの女の子。紛れもなく姿も歌声も、石野理子でした。

 

どういうことなんだろう?何が起きてるんだろう?ずっと頭がぐるぐるして、でも石野の歌がまた聴ける!今、歌ってる!っていう嬉しさと、5/4というアイドルネッサンスの結成日に私たちの前に現れた石野理子は、もう違う前を、景色を見ていることに、本当にアイドルネッサンスが思い出になった気がして、すごく寂しくて、いろんな感情で見終わった後は放心状態って感じでした。

 

石野「想い出をぬり替えてくんだよ。」

パーソナリティを務めたラジオは今年の3月で終わり、本当にこの1年は受験専念で活動はないだろうなと思っていました。ずっと広島から通ってアイドルネッサンスを続けてたから、なおさら進学するまではないだろうと思っていて。こんなに早く活動を始めるとは思っていなくて。訪れた日が5月4日じゃなかったら、もっと違う気持ちだったかもしれないんですが、何かが違ったら迎えてたかもしれない4周年、迎えることができなかった4周年っていう気持ちが先に来ちゃって、だから苦しい気持ちになってしまったのが正直な感想です。 

 

 f:id:kyon_35:20180508233848j:image

 

でも、あの映像、瞬間に教えられたのは、私が見てた石野理子はまだまだ助走に過ぎず、これから何にでもなれる大きな存在ということです。まさかこんな景色を見るとは思ってなかったし「もう少しだけ、思い出のまま過ごしたかった」なんてそんなこと言ってるのがちっぽけな問題だと思えるくらいの出来事が、これから待ってるかもしれない。

 

自分がアイドルネッサンスの面影を色んなところで追ってたからすぐには飲み込めないところはありました。嬉しいことなんですけど、もう少しアイドルネッサンスの時間を…っていう。もう解散してるのに。

メンバーの方が強くて、前を見てて、私だけいつまでも面影を追ってたんだなと思いました。

 

少し気持ちが落ち着いて思ったことは、あの時「私たちの青春はどこにあるんだろう?」そう問うた日々が、残してくれた音楽が、見せてくれた景色が、もし、あのステージに立つ何かしらの燃料になってくれてたら嬉しいし、私が大好きだった場所はずっと大好きな場所のまま、ちゃんと前を向ける気がしました。

 

白い光から、赤い光へ。

赤い公園をずっと好きでいたファンの人の中には似たような複雑な思いをしている人もいるんじゃないかと思います。ファンとしては加入する方より受け入れる方がもっと複雑な思いだと思います。ボーカルの佐藤さんに、歌声に、楽曲に、ライブに、あの4人に、色んな想いや思い出、好きな響き、色々あったはずで。

 

私は、赤い公園はたまに聴いてた程度でバンド自体に思い入れとかすごく好きって語れる程聴いてたわけでもなくて。だけど、これから思い入れのあるバンドになるんだろうなと思います。きっと。 

 

しっかり聴くきっかけが今回だったのは確かですが、全アルバムをちゃんと聴くと好きな曲、歌ってほしい曲が増えていき、そして改めて佐藤さんの歌声に、ライブに、一体感に、すごいなと、素直に思う。かっこよかった。逆にいうと、理子ちゃんは今まで積み上げてきた「赤い公園」に、挑まなければいけない。色んな期待や注目もされる中でも、バンドのボーカルとして、赤い公園のボーカルとして、堂々と立って、たくさんの人を魅了してほしい。

歌唱力には定評のある理子ちゃんですが、これから大事になってくるのは歌の上手さだけじゃなく、石野理子の言葉や想いで語る歌であるかどうか、バンドメンバーやオーディエンスとの一体感、それがバンドであればより求められるのではないかと思う。例えば、自分の好きなバンドで心から楽しくなったり、なぜか涙が溢れてきたり、そういうライブに巡り合うと心からこのライブを観れて、歌が聴けて良かったと思う。私はまだ赤い公園の真ん中に石野理子がいるっていう感じなんですけど、赤い公園石野理子だって思う日がきっと来るはずで、そんなライブを赤い公園石野理子でも、巡り会えると信じています。

 

 

名曲ルネッサンスが残したもの。

書いてて「あっ」と思ったけど、アイドルネッサンスがこれまで挑戦してきた名曲ルネッサンスだってそうで。誰かが歌ってきた名曲、誰かの思いが詰まった曲、ファンに愛された曲、そういう曲とアーティストと向かい合い、アイドルネッサンスは、石野理子は歌ってきました。

アイドル?と思わず、アイドルネッサンスを、石野理子の歌を聴いてくれたら、きっと分かってもらえるんじゃないかと思います。

自分が言うのも変な話だけど、赤い公園を昔から好きでいた人、まだよく分かんない子だなって思ってる人、期待をしてくれてる人、色んな人に、これだけは!ってアイドルネッサンス時代の石野理子を見てきた一ファンとして約束できることが一つ。(そんな長くはないんですが)

 

 

石野理子は、音楽、歌が大好きで、正直で、真剣で、何よりも楽しんでいる人です。

 

 

石野がいたアイドルネッサンス、そして石野自身、これまで歌と大事に向かい合ってきたことは、どんな道に進んでも誇れることであり、むしろ赤い公園の今までのファンの人にもアイドルネッサンスを観たり聴いてもらえたら嬉しいです。

 

17才の道しるべ

ラジオで知ったことですが、デビュー当時からアイドルネッサンスと親交が深く、事務所の先輩でもあるBase Ball  Bearの小出祐介の縁もあって、赤い公園石野理子が決まったということ。なんて巡り合わせ…

アイドルネッサンスはこれまでBase Ball  Bearの数々の楽曲をカバーしてきただけでなく、初のオリジナル楽曲は小出さんプロデュースでリリースをしました。下記4曲は小出さんによるオリジナル曲たちです。

 

前髪

 

5センチメンタル

 

Blue Love Letter

 

交感ノート

 

 デビュー曲:17才

 

いつか、対バンする日もくるんでしょうね。

17才から生まれたアイドルネッサンス、そして現在17才の石野理子は、その生みの親であるBall Bear Bearの小出祐介によって出会い新たな道を進むってストーリー、、こんなことってあるんだなぁと。

 

5/9放送回 NHK-FM赤い公園 津野米咲のKOIKI なPOP・ROCKパラダイス」では、ギターの津野さんから今回のボーカル決定に至る経緯が話されました。

赤い公園石野理子に出会う経緯、石野をボーカルとして迎え入れる決心、その言葉に暖かさを感じ、嬉しさもありました。

 

そして、いつか石野理子から語られる言葉と、早くその歌声を生で聴きたいと思いました。

 

大事な思い出と、沢山の素敵な音楽と共に。f:id:kyon_35:20180510000759j:image

f:id:kyon_35:20180510001619j:image

f:id:kyon_35:20180510000725j:image

f:id:kyon_35:20180510001519j:image

 

取り留めのない言葉はここまでで。

では。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年8か月

こんばんは。なんとなく、今、書こうと思いました。前回の更新からだいぶ空いてしまうのですが…

 

5/4はアイドルネッサンスの記念日です。もしかしたら4周年を迎えていたかもしれない日です。ただ、2018年2/24にアイドルネッサンスとしては幕を下ろしたため、3年8か月という時間の中で沢山の幸せと音楽、いろんな景色を私たちに残してくれました。

 

そして、まいな、こよちゃん、なっこ、徐々に個人での活動をスタートし始めました。

 

 南端まいな

 

百岡古宵 

 

比嘉奈菜子

 

 

 

みんながまた動き出します。

アイドルネッサンスの音楽も残り続けます。

 

どうか、これからも彼女たちの歌が届きますように。

 

 

【名曲ルネッサンス】80年代を彩るネッサンス!編

前回、まとまらない言葉をぶわーっと書いて若干の後悔もあったのですが、あえてそのままにしておきつつ…笑 また、ぽつぽつと楽曲紹介を始めようと思います。

 

私がこのブログを書く存在意義は「アイドルネッサンスが好きな人」に向けてではなく「なんとなく知っているけどよく知らない人」「もはや全く知らない人」つまりアイドルネッサンスとは距離が遠い人のためです。

いつか「アイドルネッサンスって素敵なグループだね」「素敵な音楽だね」と一人でも多くの人がアイドルネッサンスを思う、いつかの、誰かの心に刻むためです。それは2月24日のライブが改めて思いを明確にしてくれました。すごい大言壮語というか自己満足と言われればそれまでですが、人生何が起こるかわからないので、ちょっとでも聴いてよかった、聴くようになったという人が本当に現れてくれたら嬉しいです。逆にいうと、音楽的な専門知識はないので悪しからず。

 

というわけで、アイドルネッサンスの音楽がこれから先も、誰かの心に、耳にとまってほしい!ので、色々グルーピングしながら引き続き楽曲紹介。今回は「80年代を彩るネッサンス!」編ということで掘り下げようと思います。

平成生まれでも人によってはテレビやCMなどで聴いたことある、そもそも親の影響で知ってるとか、年代的なカバー範囲は個人差あると思いますが、私は特に90年代以前に関しては、名曲ルネッサンスを通して初めて知った楽曲、聴いた楽曲がたくさんあります。そういう自分が生まれる前の音楽を知って、好きな曲と出会う経験ができたのもアイドルネッサンスならではでした!

 

気分はまさにこんな感じ(?)

 f:id:kyon_35:20180314021121j:plain

 

 

それでは、早速!

 

木枯らしに抱かれて/小泉今日子(1986年)

 

寺嶋由芙とアイドルネッサンスの対バン企画、対するネッサンスで披露した映像を観た時のしっくり感すごかったんですけど、その後に原曲の映像を見て「巡り会えた・・・!」って思いました。時を超えても私たちは「キョンキョン」が好きなんだ!とハッとさせられる瞬間でした。思い出があるわけでもないのに・・・。笑

そんな出会いもあって、HMVレコード行って偶然にも「木枯らしに抱かれて」の中古レコードを見つけました。後で買おうと思って元の場所に戻した瞬間に隣のおじさんに見つかって買われてしまった悲しい私のエピソードも添えときます。

 

あんまり披露してるイメージがない曲なので昨年の有明ワンマンで披露した時は嬉しかったです。80年代アイドルってやっぱすごいや…

↓こちらもチェック

【「木枯しに抱かれて」2017.12.29ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube

 

 

続いてこちら。

流星のサドル/久保田利伸(1986年)

 

この時代って、言い方乱暴ですけどバケモノ級しかいないのかなって思うくらい。この曲もアイドルネッサンスに出会うまで知りませんでしたが、こういう曲のアイドルネッサンス大好きでした。初めて生で、しかもその時は最前0ズレみたいな位置で観たんです、、!すごかったなぁ。迫力、気迫、かっこよくて。石野が醸す表情がいつもかっこいいんです。あと、新井、比嘉、ダンスがかっこよくて好きでした。ファンキーな曲だからダンス込みで楽しかったです。あと、新井乃亜ちゃんの歌声が際立っていいです。

 

 

どんどん行きます。

ガラスのジェネレーション/佐野元春(1980年)

 

初めて前奏を聴いた時は「こ、これだーーー!」と謎に叫びたくなった「これぞ王道!」の一曲。THE昭和っていうイントロに、軽快なメロディー、ダンスの振り付け。全てがもう私にハマりました。48系列が好きな人ならわかってくれると思うのですが、48だったら確実に劇場公演曲。シングルカットの大声ダイヤモンドとか言い訳maybeとか、そういうのじゃないんですよ。ひまわり公演の「アイドルなんて呼ばないで」とかチームK4th最終ベルが鳴る公演の「ごめんねジュエル」に通づるものを勝手に感じました。私はこの曲に感激したんです。ここまでアイドル曲になるものなんですね。佐野元春とアイドルネッサンスって組み合わせ、すごい化学反応・・・!

 

ごめんね ジュエル(Team K)

ごめんね ジュエル(Team K)

  • provided courtesy of iTunes

 

 

そして、こちら。

STILL LOVE HER(失われた風景)/TM NETWORK(1988年)

 

ライブで観て好きが増しました。どこか切なくて、温かくて、懐かしくて、ライブになると優しい空間が響くというか。調べてみたらシティハンターのエンディング曲だったんですね。アニメのエンディングに使われてたのも意外ですがTM NETWORKってこういう曲書くんだっていう意外もありました。なんかもっとピコピコしてる勝手なイメージがあり…

アイドルネッサンスでは石野が「歌を聴かせたかった 愛を届けたかった 想いが伝えられなかった」と歌い始めるのですが、2017年のTIFでは玉置浩二の「田園」を「僕がいるんだ みんないるんだ 愛はここにある 君はどこへもいけない」と、アカペラで歌い始めるんだから「なんかすごいな」と後付けでしかないけど思ってしまいました。

 

▼TIF2017ダイジェスト

 

 

 

そしてやっぱり、この人は外せない!

YOU/大江千里(1987年) 

 

私はアイドルネッサンスに出会うまで「大江千里」自体を知らなかったのです…だからアイドルネッサンスを通して大江千里の楽曲を掘るようになり、そしてアイドルネッサンスのどんぴしゃにハマる感じというのもすごいし、大江千里がそもそもすごいっていう、なんか色々すごいものが出来上がってしまった感があります。結構、この時にファンになった人、知った人も多いかもしれませんね。

大江千里楽曲ではアイドルネッサンスの代表曲とも言える「夏の決心」や秦基博もカバーしている「Rain」も歌っています。

 

▼夏の決心(MV)

▼TOKYO IDOL FESTIVAL2015 「夏の決心」

 

▼アカペラver「Rain」

 

 

YOUに話を戻すと、MVも素敵なのです。監督は、アイドルネッサンスはもちろん、乃木坂、けやき坂、虹コンの作品も撮っている頃安監督。

 

 

このMVを「はじめて見た」シリーズもよくて、なんか素直でいいなぁと、その驚いたり、喜んだりするリアクションにも「うんうん・・・涙」と勝手にこっちまで泣けてきてしまう。他にもいろんなMVであるので、ぜひ気になった方、ご覧ください。

 

 

さて、今回はここまで!

また更新する日まで!ぜひ聴いてみてください〜!

 

 

 

 

 

 

 

 

君の知らない物語。アイドルネッサンスと私。

2018年2月24日をもってアイドルネッサンスは約4年間の活動に幕を閉じました。

横浜ベイホール公演がラストライブになったアイドルネッサンス。最高に楽しかったし、苦しかったし、悔しかったし、寂しかったし、でもやっぱり楽しかった。自分にとってアイドルネッサンスが一番好きなライブだった。そういう最後のライブでした。

 f:id:kyon_35:20180304193039j:image

ずっと最後の感覚がなくて、なんかまだ続くような気がしてしまって、最後にこんないいライブできるんだから…と思ってしまった。最後っていうのもあるんだろうけどフロアの熱気もメンバーもみんなの想いが剥き出しになってた。新規の私からしたら、こういうアイドルネッサンスのライブ、もっともっと観たかったな…とも思った。 

私が最後の時間を迎えるまでの、自分にとってのアイドルネッサンス、自分なりのアイドルネッサンスを振り返りながら正直に書いてみようと思います。ほぼ、自分がどう今を歩んでるかに近い話ですが…。タイトル通り、あくまでこれは私個人とアイドルネッサンスの話でしかないです。こういうヲタクもいた、そういうブログだと思っていただければ。

一番最初にアイドルネッサンスの存在を知ったのは就活の時。当時はエンタメ関係や音楽業界に就職がしたくて、受けた企業の中心もそういう業界で、とにかく私はアーティストのプロモーションをやりたい一心でした。

ただ、背中を押した一番の経験はその大学時代に観たアイドルのライブでした。でっかい会場に広がる色とりどりのサイリウムの光。

あの景色を見た時、こういう景色をいつか、ファンとしてではなくプロモーション側として舞台袖から見れたら幸せだなと思ったのです。そして、将来は音楽とかエンタメとか、アイドルじゃなくてもいいから(本当はあわよくばアイドル…だったけど)そういう領域の中で仕事をしたいと強く思ったんですね。

  

話を就活時代に戻すと、音楽業界を見てると当然ソニーミュージックみたいな大手は目に入るわけです。しかも好きなバンドもみんなソニー系だし乃木坂もいるし…と安易に。エントリーシート書かない代わりにエントリームービーみたいなのがソニーはあって、寒い中、秋葉原駅前で「SME推し」と書いたTシャツ着てサイリウム振り回して熱弁するムービーを撮って応募したんです。当時はぶっ飛んだことすれば受かるんじゃないかという凄い寒い発想で。本当に恥ずかしい。。(撮影に協力してくれた同期には本当に感謝)

同時に企業研究というものをするわけですが、その時に初めてアイドルネッサンスを知るわけです。

面接に行ったら話のネタになると思ったんです。それから候補生を一人一人見ていって、この子はこんな子だとか、こうしたら伸びそうとか、自分なりにノートにまとめていました。当時のノートあるかなって部屋の中を探しましたが就活当時のものは極力捨ててしまったのでありませんでした。笑

ただ、「のあ」「こよい」「りこ」について書いてたこと、「のあ」は将来サブカル系、女受けしそうとか「りこ」は王道、センタータイプとか書いてたことは覚えてます。笑

あと、なぜか乃亜ちゃんのブログはわりと読んで記憶。とりあえず「りこ」と「のあ」は残るだろ〜と、なんとなく追って見てました。 

多分、正式メンバーが決まってからのことだと思いますが(そこら辺あまり覚えてない)、同じ事務所の芸人さんたち、アイドリングのさかっちこと酒井さんにメンバーが笑いとか演技の指導を受けてる動画が上がるので、それをひたすら見てました。だけど、当時は本当に企業研究の一環で見てたのでデビュー前の子供たちを見てるっていう感覚で「わー!理子ちゃんかわいい!」みたいな感情は当時は微塵もないわけです。今なら喜んで観てるんでしょうけど…笑

面接に備え、そんな企業研究(?)をしているうちに呆気なくソニーミュージックの選考からは落とされます。(それはそう)

それから「あぁ、あの動画を見続ける必要もないな…」と観るのをやめ、アイドルネッサンスからはしばらく離れます。

次にまた意識したのが恐らくアイドルネッサンスが17才をリリースした頃です。Base Ball Bearの17才をカバーしてデビューするなんて思ってなかったので、その驚きと、なんてキラキラしてるんだ…!という驚き。石野さん可愛い…!と思いつつも「やっぱり若すぎる…推せない…」「でもやること面白いなぁ…」そんな感じでした。同年代、もしくは自分よりも年上のアイドルを推してることが多かった自分には、まいなは小学生に見えたし、衝撃はあったもののグループとして「推す」という感覚にはなれなかったのです。

 

そして、私の就活は紆余曲折あり別の業界へと進みます。就活中に色々あって乃木ヲタに染まりつつもなんとか社会人になった私。その1年目の時にアイドルネッサンスが「FunnyBunny」をリリースします。これが2度目の衝撃かもしれません。今度はピロウズか…!という衝撃、原曲にはなかったストリングスが醸す空気感、澄み渡る石野の歌い出し、儚さ、エネルギー。そういうものを感じて、すごくいいカバーだなと思ったんです。みんな17才から大人になった姿にもびっくりでした。自分のツイートを掘り起こして知ったんですけど、その時の感想を「(17才同様)FunnyBunnyも眩しくて石野理子ちゃんは存在感増してた」って自分は書いてて「あ、結局この時から石野推しになることは決まってたんだな」と思いました笑 それはそうと結局、現場には行かないんですよね。当時は乃木坂が主現場だったかなぁ。

 

しかし、そんな私も現場に行く日がやってきます。そのきっかけは2016年のTIFでした。スマイルガーデンでバンドPASSPO☆とルネがコラボするというもの。あれを観てから完全に落ちました。これはちゃんとライブ行かなきゃ…!あの時はKANA-BOONのシルエットにすごいエモくなって泣きました。笑

f:id:kyon_35:20180304192443j:image

しかもPASSPO☆とのツーマンをやる発表がその場であり、絶対行く!と決めて10月の「対するネッサンス」に行きます。アイドルネッサンスが主催するライブとしては、ここが初めてのライブでした。(補足すると私は元々パッセンジャーで卒業した槙田紗子推し)

対するネッサンスで私が強く心惹かれたのがアジカンの「君の街まで」をやった時。前奏を聴いた瞬間に、気づいたらどんどん前に行って観てました。私の知ってる「君の街まで」だけど私の知らない「君の街まで」で、ただ食い入るように観てたことを覚えています。

初めて特典会に行ったのもこの時でした。メンバー8人が2グループに分かれてお見送り会。まず、握手がないという驚き。これまで沢山握手会に行ってきた自分には驚きの文化でした。純白無垢感がすごかった…この時は石野がいるグループに1回行ったのかな。みんな親切ないい子たち…という印象で石野に「バンドさん好きなんですか?」と聞かれたことや「ワンマンも行きますね」と話したら喜んでくれたこと、覚えてます。あの笑顔を見て私は絶対に行くって決めました。ヲタクですね。笑

 

そして、私が迎える初のワンマン。ZeppDiverCity Tokyoで行われた「迸るネッサンス」です。8人でのパフォーマンスとバンド編成、ライブは2構成になっており、色々圧倒されました。観ていた場所は大分後ろの席だったのですが、彼女たちの歌が後ろにいてもビシビシと伝わってきてかっこよくて、この時にスーパーカーのLuckyが聴けたのも嬉しかったし、バンド編成の一発目、オワリカラの踊るロールシャッハは電流が走るようなかっこよさ、Music Loversでのグルーヴ感と石野の歌、とにかく色々圧倒されました。アイドルネッサンスの凄さ、楽しさを知ったライブでした。

ただ、私はまたスカした態度を取るんですね…「これからも大きいライブは行こう」

いや、全部行けよって話なんですけど、その時の特典会がカレンダー2つ買って5000円で2ショットのレギュレーションで、これにも当時は結構ビビってたし遠くから見るくらいがちょうどいいって感じで…

 

迸るライブの時には私も社会人2年目。

社会人になって楽しいこともありましたが、色々な所でギャップを感じたり、今までになかったストレスや不満や色んなことがありました。そして、その翌年、2017年の1月とかそのくらいでしょうか。とにかく春に向けて仕事がとにかくしんどくなって行って、私は毎日が地獄でした。笑

そんな時にひたすら聴いてたのがアイドルネッサンスでした。いつも終電を品川駅で待って、ホームで缶ビールを飲んでアイドルネッサンスのFunnyBunnyを聴いて「明日も頑張るか…」と自分をなんとか保つ日々でした。この時が心の逃げ場だったというか。でも、「この時に私にはFunnyBunnyがあったから今がある」くらい、沢山支えられました。

そんな日々を送ってる時に、ルネヲタからチケット余ってるから来ない?と定期公演に誘われたのです。それは3月の新宿Renyですかね。即、行くことを決めました。感謝…!

確か、KANのレジコスターをカバーしてる彼女たちによる寸劇がとにかく長かった回です。笑

私はその長い寸劇すら愛おしかったし(長いのは否めないけどw)やっぱアイドルネッサンス楽しい…!これは毎回行かなきゃダメだ!そう思ってから土日の予定は、ほとんどアイドルネッサンスになりました。

 

フェス、リリイベ、ツアー、ワンマン、生誕。全部が全部行けたわけじゃないけど、自分にとって頑張るモチベーションだったし、楽しい音楽、ライブ、アイドルネッサンスが本当に好きでした。「8人あってのアイドルネッサンス」という感覚は自分にとっては初めてというか、それまでは大所帯のグループを見る事が多く推し中心だったので、それもすごく素敵な経験でした。ステージも全体を見ることが多くて、ダンスのフォーメーションとか本当ルネは楽しくて。推しは特別だったし、でも目の前に来てくれるメンバー、メンバー同士のアイコンタクト、石野が歌ってる時はあの子も一緒に口ずさんでるとか、そういうみんなを見ていた時間は楽しくて、貴重というか大事な時間でした。

 

ところで。 話の半分以上がアイドルネッサンスを好きになるまでの自分の半生みたいでしょ?長いでしょ?ね、長い。

逆を言えば、自分がアイドルネッサンスを語るには、あまりにも共有してきた時間って短いんですよ。解散の発表を機に改めて感じて、埋められない時間はこんなにあったわけです。出会った時は既に8人だし、私が知ってるかなぼんは動画の中のかなぼん。 (かなぼん=卒業めんばーの橋本佳奈)

 

アイドルネッサンスを好きになるタイミングって沢山あったはずなのに、アクセル踏まない自分がいました。本気で好きになったのは多分自分が苦しかった時に、いつもアイドルネッサンスの音楽があったからです。音楽だけで満足してたけど、足を運んだら満足できなくなった。人は優しくされると、その人のことを好きになりますが、そういうことなんですかね。アイドルネッサンスは人の心に寄り添ってくれる音楽でした。救われたって表現が私にとっては近しい。

解散という事実ですが、何を思うか、感じたか、それが正しいのか、間違いなのか、多分自分がどんな風に共有してきたかで違うと思います。同じこともあるし違うこともあるのに、すごく自分の言葉で話すのが怖いなと思いました。解散に対して色々聞きはするし、感じたこともあるけど、だからって自分が見解るのは違う気がするし、埋められない時間を私は語れない分、自分とアイドルネッサンスがどうやって出会い、どんな存在となったかを語ることで、いろんな人がアイドルネッサンス好きだったってことが伝わればそれが一番いいのかなって。

 

私は、石野理子の最後のブログに、すごく、すごく言葉の重みを突きつけられた。突き刺さったし、自分を恥じたし、きっと返せた言葉もそういうことじゃないだろって言葉でしかないかもしれない。自分を恥じたのは、解散発表後のブログ以降、特にブログもツイッターでの発信もなく、ラジオでも明確な石野自身としての生身の言葉というのはなく、だからこそ綺麗な言葉じゃなくていいから本音を聞きたいってやっぱどうしても思ってしまった。最後だから。最後だから本音、少しでいいから聞かせてほしいって思ってしまいました。だけど当日のライブ観た後に、このブログを読んだら、言葉ばかり求めてた自分が本当に恥ずかしくて、あのライブでのパフォーマンスが全ての答えでした。

私は全身全霊のパフォーマンスだったと思っています。パフォーマンスで全てを話してくれたようなものだと思います。でも、それでも最後に言葉を残してくれたのは嬉しくもあり、重みもありました。

以下はブログからの引用です。

 

私たちは二度と戻らない時間をアイドルネッサンスに捧げてきました

苦しいこともあったし、楽しいと感じることも沢山ありました 

皆で夢を追っていく途中で、『自分達の思い描いていた青春と違うな』とか、『私たちの青春は一体どこなんだろう?』と、人生と差し替えに全てを捧げたからこそ、またアイドルネッサンスのようなコンセプトだからこそ、みんなで悩み話すこともありました

けれど、最後に気づいたのは、青春はつくるものなんかじゃなくて、必死にもがいて頑張って苦しんでる時こそが、自然に青春に染まっていくんだなということや、現在のように何か新しい事に向かおうとしてることもすべてが青春なんだということです

やっぱり、青春って言葉は思春期の子供にはあまりにも抽象的過ぎて、儚くて、負担になっていたのかもしれませんね

終わってから気付きました

 ↓石野理子 ブログ

アイドルネッサンス 公式ブログ - ~アイドルネッサンスのすべて~ 石野 理子 - Powered by LINE

 

すごく心がぐしゃぐしゃとなったし、涙が溢れてきました。

理子ちゃん、今はその重荷は降りたでしょうか?せめて、「アイドルネッサンス」という青春が理子ちゃんにとって、アイドルネッサンスのみんなにとって、何かの代償だったとしても自分を構成する上でなくてはならないものだったと思ってくれたら、ファンとしては救いがあります。それ言っちゃうと救われてばかりだな!って思うね、ごめんなさい。

メンバーみんなが救われた、良かったって思うことがもっともっとあったら、一つ明確なゴールとその次の目標が見えてたら、少しは違ったんだろうか?とか。走っても、走ってもどこがゴールかわからない状態で走らされても体力も精神も堪えてきます。劇的に何かが変わることがないなら自分たちでゴールを作った、それが24日の意味だとしたら、好きだからこそ私もその事実を受け止めるしかないのかな。とかね。

色々、思いました。

 

私たちは救われてばかりなわけで。例えば自分が見てたライブのドキュメンタリーで舞台裏を見ると、私たちが楽しかったー!と笑顔になってる裏で、こんなことがあったんだ…と度々心が苦しくなることがあります。きっと、それは去年の夏もそうだったんだと思います。

  

私たちはみんながもがく中でもアイドルネッサンスのみんなから沢山の音楽の楽しさ、喜び、幸せ、本当にいっぱいもらいました。アイドルネッサンスでいてくれてありがとう、アイドルネッサンスの歌をありがとう。出会って良かったという思いです。自分の人生にあなたたちがいたことは幸せでしたし、本当に感謝しています。だから、みんなはもっともっと幸せになってください。そして、自分たちの軌跡を誇ってください。その軌跡の中で沢山の人がアイドルネッサンスに出会えました。100人いたら100通りの出会い方があります。だとしたら出会った人の分だけ、寄り添ってくれた音楽、空間、言葉、思いがあります。 一人一人にとってのアイドルネッサンスがちゃんと刻まれてる。そういうグループだったと思います。

 

2/24からの1週間は時々空を見上げてはみんな元気かなー?って思い出す日々で、アイドルネッサンスがいない世界が回ってるんですよね。変わってないのは自分だけみたいな感覚で。

 

私はアイドルネッサンスを塗り替えたくないので、このまま2018年2月24日までに観た、自分が観てきたアイドルネッサンスが全て。そのままにしようと思います。アイドルネッサンスの空間はアイドルネッサンスでしか埋められない。

 

とにかくみんなには元気で、自分の幸せを第一に進んでくれたらいいな。こよちゃんがいうように、空は繋がってるし、音楽はなくならないから、あの時のアイドルネッサンスの思い出のままに、みんなの音楽を聴いて自分も頑張ろうって思う今です。あ、街でばったり会ったら笑ってくれたらいいな。笑

 

私はアイドルネッサンスが、アイドルネッサンスの音楽が、仲間が、大好きです。

出会えてよかったです。みんなへの想いは一人一人のお手紙に込めました。一人一人に、感謝とこれからの幸せを願って。一人一人に少しでも気持ちが届いたら嬉しいな。 

 

ひとりひとりの、自分メダルを掴み取る人生でありますように。

アイドルネッサンスとアイドルネッサンスを愛する全ての人が幸せでありますように。

アイドルネッサンスの音楽が響き続ける世界でありますように。

 

ありがとう!

f:id:kyon_35:20180304191724j:image

f:id:kyon_35:20180304191751j:image

 

 

 

 

 

 

新井乃亜と。

ついに、ラストメンバー。今回、紹介するのは我らのリーダー新井乃亜です!

f:id:kyon_35:20180221211221j:image

f:id:kyon_35:20180221214350j:image

(私こういうあらちゃん好きっていう写真2枚目)

 

あらちゃんは卒業した初代リーダーの橋本佳奈ちゃんに引き継ぐ形で、これまでみんなのリーダーとしてグループを引っ張ってきてくれました。

 

お菓子作りが得意でクオリティーがすごい。

f:id:kyon_35:20180222095326j:image

↑新井作チーズケーキ

 

お店さながらのレベルにびっくり、そして彼女は断面をこよなく愛しています。笑 

生誕では「あらちゃん食堂」という企画をやってその腕前をファンにも披露。

 f:id:kyon_35:20180222095710j:image

f:id:kyon_35:20180222095538j:image

 

個人的にはあらちゃんの私服も好きだったり。

f:id:kyon_35:20180222095652j:image

あらちゃんは可愛くて面白くて切り口が独特でそんなところが好きでした。でも時々まじめなMC、言葉に熱くなりました。

あと、泣き方が本当に子供で、そんなギャップも好きでした。

そうそう。上手ーズ(並ぶ時上手の二人)のゆめかとあらちゃんはよくふざけてるんだけど、あらちゃんのMCでの言葉に、その隣のゆめかがボロボロ泣いてて。私も釣られて泣いてしまったこともありました。

 

↓なんとなく新井乃亜シリーズ

〜高2高3から大1まで〜【なんとなく新井乃亜Ⅳ】アイドルネッサンス - YouTube

 

↓おちゃめなあらちゃん

~新井乃亜のLet’s Dance!~【メンバーカメラvol.11】アイドルネッサンス - YouTube

 

 ↓「前髪」初披露前のMC

~新井乃亜~【7.29「前髪」初披露前のひとこと】アイドルネッサンス - YouTube

 

ちょっと話ズレますが、あらちゃんディレクションのメンバー動画、これ、、!傑作!

~episode.3「好きじゃけん」~女優:石野理子/監督:新井乃亜【メンバーカメラ:クリスマスSP】アイドルネッサンス - YouTube

 

 

さて、新井乃亜を代表する楽曲紹介、行きます!!

 

シャングリラ/チャットモンチー(2006年)

【「シャングリラ」2014.11.10ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube

 軽快でリズムカルなダンスで始まるシャングリラ。あらちゃんの高音は華があるというかパッと明るくなるし聴く人の心をぐっと掴む声です。改めてアイドルネッサンス 、みんなそれぞれ歌声にも個性があったなぁと思います。あらちゃんは最初はコンプレックスもあったようですが、素敵なあらちゃんの声を沢山届けてくれる一曲です。

 

新井乃亜が語るシャングリラ

【新井乃亜 vs「シャングリラ」インタビュー完全版】アイドルネッサンス - YouTube

 

 続いてこちら。

シルエット/KANA-BOON(2014年)

【「シルエット」11.6ライブ映像】アイドルネッサンス+オワリカラ+炭竃智弘+園木理人 - YouTube

私は初めて行ったワンマンのライブでこれを観て、とにかく熱くなりました。みんなと肩を組み、髪を振り乱し、声を上げ、、その、切り込む最初の歌声が新井乃亜。なんか本当にかっこよくて。この時、最後のWOWの所で、あらちゃんが息が切れるんです。そしたら珠々華が加勢して、真ん中に寄ってきて歌うんです。それを石野が「おっ!珠々華!」と気付くんですね。その一瞬のシーンに全てが詰まってました。これNARUTOだったら助太刀に来るヒナタ(そんなシーンがあるかは知らない笑)みたいでジャンプ漫画に出てきそうな仲間への信頼感とか、後輩の成長に助けられる先輩、なんか勝手にそういうストーリーを垣間見たというか。なんかぐっときました。

 

物憂げ世情/ジャパハリネット(2002年)

【「物憂げ世情」8.20ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube

 私はツアーで聴くまでこの曲を知りませんでした。あらちゃんが歌い出しで、すごくいい曲だなぁとしみじみ聴いていて。ハモもすごくすきだし。こうやって振り返るとアイドルネッサンスを通して知る曲って結構ありました。

物憂げ世情の「はにかんで心から 笑える事ができるなら それだけでこの今を 生きた意味があるのでしょう」という歌詞。みんなで拳上げて、みんなの歌を聴いて過ごした夏、アイドルネッサンスの夏を生きた証というか、そんな日々に思ってくれたらいいな。

 

 

今回はここまで。

もっと毎日更新できるものかと思ってたけど意外とブログを書くのはなかなか難しい面もあり…メンバーすごいの一言です。。

ただ、メンバー紹介ブログはあらちゃんでラストですが明日も更新します。

 

ついに明日がやってきます。

まだよく分からないです。頭では言葉の意味は理解できてるし口では全力で楽しむって言ってるけど、どうなんだろう。でも楽しむしかないのです。全力で。

それではまた次回。

 

 

 

 

 

 

 

 

野本ゆめかと。

いよいよ、2/24まで1週間を切ってしまいました。時間もないので、早速紹介していきたいと思います。本日は、ゆめゆめいっぱい、元気な中学生、野本ゆめかです!

f:id:kyon_35:20180219233739j:image

f:id:kyon_35:20180219235316j:image

ゆめかは原田珠々華と共に、2016年6月、アイドルネッサンスの新メンバーとして加入しました。パンダが大好きで私立恵比寿中学の「ぁぃぁぃ」こと廣田あいかをこよなく愛してきた真のエビ中ファミリーです。 

f:id:kyon_35:20180219235803j:image

小学生の頃からエビ中ファミリーのゆめか。もちろん、ぁぃぁぃの転校ライブにも駆けつけました。

f:id:kyon_35:20180219235753j:image

(写真右は元Party Rockets GTのFUMIKA)

 

ゆめかはアイドルになりたくてアイドルになりました。私はゆめかみたいなアイドルに出会えて良かったなと思います。アイドルに夢をもらって、目指して、純粋に、ゆめかはゆめかが描くアイドルになろうと、いつも笑顔で、そして闘ってきたのが、野本ゆめかでした。

 

f:id:kyon_35:20180220001202j:image

f:id:kyon_35:20180220001245j:image

 

彼女が好きな仮面ライダープリキュアの様に、普段は普通の中学生(だって雪に飛び込んだり下校中に大根を抱えて帰るんですよ?!笑)だけどステージに立ったら、キラキラのアイドルに変身します。でもヒーローもヒロインも時には悩んだり。いつしか、そんなゆめかは応援したくなる存在になっていました。

 

アイドルネッサンスを好きになってから、ふと気づいたことは、本当に本当に一人一人みんな好きだし、みんなが幸せであってほしいなと思うのです。うん、センチメンタルになってしまったので、話題を変えましょう。笑

 

ゆめかはMaiYume名義で南端まいなとラップに挑戦しました。これはまいな回でもお話ししましたが、多幸感のバイブス現場でした…!

f:id:kyon_35:20180220002904j:image

アーティスト写真を駄菓子屋で撮るっていうのが、いい味。 

↓撮影風景

~ジャケット撮影中~南端まいな×野本ゆめか【まいゆめvol.2】アイドルネッサンス - YouTube

↓レコーディング練習風景

~「BEATS ME」練習中~南端まいな×野本ゆめか【まいゆめvol.1】アイドルネッサンス - YouTube

 今更ですがMaiYumeのMaiはまいな、Yumeはゆめか、二人の名前から来ています。

余談ですが、まるでchelmicoみたいですね。レイチェルと鈴木真海子の組み合わせみたいな。

(良かったら、まずはこれ聴いてみてください)

Love Is Over

Love Is Over

  • chelmico
  • ヒップホップ/ラップ
  • ¥250

 

さて、そろそろ楽曲紹介!

野本ゆめかを表す楽曲といえば、まずはこれかなと。

 

君の知らない物語supercell(2009年)

MV

アイドルネッサンス「君の知らない物語」(MV) - YouTube

ライブ映像 

【「君の知らない物語」7.30ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube

【「君の知らない物語」8.27ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube

 

MVの製作は、おなじみ頃安祐良監督。ストーリーがとても「セカイ系」っぽくて(この表現が正しいか分からないけど)それが10代の女の子たちが物語の主人公となることで物語の儚さと強さを感じる作品です。

ヒーローが現れて世界が救われるわけでもなく、あくまでも「私たちだけの、誰も知らない物語」であり、それは、誰にも知られずに生まれる物語と並行して世界が破滅して無くなることを意味してるのかな…とか色々想像が膨らんでしまいます。ちょっとしたポイントですが、MVの冒頭、街が暗闇になる中、タワレコの灯だけは残っています。素敵な配慮。

 

さて、なぜゆめかかというと、2番の歌い出し。

 

「あれがデネブ、アルタイル、ベガ」

君は指差す夏の大三角 覚えて空を見る

 

ゆめかが歌うこのフレーズ。この時、会場は、

\ゆめゆめいっぱい、ゆめかー!/

 

大きなコールが起こります。

アイドルネッサンスはあまりコールが多くはないので、自分の名前を叫んで欲しいアイドル、そして推しの名前を叫びたいファン、なんかこんなにも相思相愛のコールってあるのかなって思って毎回、感動しています。

 

この曲はゆめか、珠々華が加入して初めてのシングルです。このコールができた背景を私は知らないのですが、すごく心が熱くなります。初めての楽曲で、自分のコールがあるって、ゆめかも嬉しかったんじゃないかなぁ。

大阪シャングリラでのライブではツアーファイナルということで、サイリウムのサプライズ。サイリウムを振ることもないアイドルネッサンス現場ですが、私立恵比寿中学の「フレ!フレ!サイリウム」が好きでサイリウムが夢だったゆめか。そんな話を聞いて、このサプライズ、しかも「君の知らない物語」でやるっていうのが、ファンも粋だなあと思いました。

  

続いて、こちら。

Yeah!Yeah!Yeah!/androp(2015年)

【「Yeah! Yeah! Yeah!」7.30ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube

 完全に私の思い出込みですが…

 

初めてツアーに行ったその初日は、とっても暑くてサウナみたいな会場(つまり三浦海岸の音霊)

で、汗だくの中でandropのYeah!Yeah!Yeah!が。これまでも聴いてきたし、特別すごい好きっていうわけでもなかったし、爽やかな曲だとは思うけど、すごい刺さるかというと、そんなに…だったんです。個人的には。

ただ、あの日は本当に暑くて、そんな時にYeah!Yeah!Yeah!聴いたら本当に爽やかな気持ちになって。振付で指差すところがあるんですが、その時にゆめかが思いっきり目を見て、指差しして歌ってくれたんです。それがすごい嬉しかったのと、めっちゃ笑顔が良かったのと、一緒に歌って、なんかもうとても素敵な時間だったのです…それからのツアー、行く先で「今日も目が合っちゃったねー!」と、特典会で話すゆめかも可愛くて、私にとってはゆめかとの思い出の曲です。

 

最後はこちら。

 

自分メダル/ザ・コレクターズ(2015年)

【「自分メダル」8.27ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube

 

なぜ、この曲か。正直、なぜって言われると明確に答えは出ないんですが、多分、ファンとの絆が強いゆめかだからこそ、ファンの言葉や気持ちによって、とても印象に残ってるからだと思います。あ、ゆめか推しはDREAMERSと呼ばれてます。

DREAMERSは本当にゆめかを大事にしてる気持ちが伝わってくるし、みんな本当いい人。少なくとも私の知ってるゆめか推しは、みんないい人です。

確か、ゆめか生誕の話。ゆめかに金メダルをあげようって、DREAMERSがメダルを用意したんです。まさに自分メダル。

あと、あるDREAMERSが「自分メダルはファンへの応援歌でもある」って(違ったらごめんなさいだけど)話してたのを聞いて、私は、この曲はゆめかとDREAMERSの絆のような曲だなと思ったんです。もしかしたら、もっと何かちゃんとしたエピソードとか色々あったかもしれないけど、、

ゆめかとDREAMERSの関係性って本当に素敵なんですよ。うらやましいくらい。笑

 

さて、今回はここまで。

いいぞ、ゆめか!偉いぞ、ゆめか!となった1枚と共にお別れです。

 

f:id:kyon_35:20180221005641j:image

 

次回はついに、ついにラストメンバー!我らのリーダー!新井乃亜です!

それでは、いいゆめを!

 

 

 

 

 

 

 

 

比嘉奈菜子と。

各メンバー書き始めて残された時間も僅かとなってきました。今回はアイドルネッサンスの太陽、比嘉奈菜子です!

f:id:kyon_35:20180217183208j:image

f:id:kyon_35:20180217183309j:image

 

沖縄出身、みんなに愛されるアイドルネッサンスの太陽こそ、なっこの愛称で親しまれる比嘉奈菜子です。

なっこは本当にいつも笑顔で、MCではよくダジャレを披露し、面白いかは別として場を和ませてくれます。なっこの良いところは楽しませようと色々考えて実践してくれるところで、推しとか関係なく本当にファンにも愛されるメンバーの一人でした。

f:id:kyon_35:20180217184445j:image

 

そんな人柄がうかがい知れる動画がこちら↓

なんとなく比嘉奈菜子シリーズ

〜ダジャレとかWANIMAさんとか〜【なんとなく比嘉奈菜子Ⅳ】アイドルネッサンス - YouTube

〜ウクレレ練習中など〜【なんとなく比嘉奈菜子Ⅴ】アイドルネッサンス - YouTube

 

17歳 比嘉生誕終演後コメント

~比嘉生誕ありがとうございました~【4.29(昼)終演後】アイドルネッサンス - YouTube

 

f:id:kyon_35:20180217184624j:image

 

そう、なっこはWANIMAが大好きで、ご覧の通り、この笑顔。自分で話してるだけ泣くほど…!笑

f:id:kyon_35:20180218195538j:image 

f:id:kyon_35:20180218195601j:image

 

さて、そんな比嘉奈菜子の代表曲といえばこちら!

 

太陽と心臓/東京スカパラダイスオーケストラ(2012年)

【「太陽と心臓」7.29ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube

MV 太陽と心臓

アイドルネッサンス「太陽と心臓」(MV) - YouTube

 

なっこの歌い出しから始まるこの楽曲では「な、な、な、奈菜子ー!」というコールでまずは盛り上がります。そして合唱。いつの間にか、太陽と心臓はみんなで歌う合唱曲になりました。この一体感と、なにより、はち切れんばかりのなっこの笑顔が観られるこの楽曲はライブでも幸せな空気感で溢れます。

この音霊ライブの時は、なっこが感動して泣いています。結構涙もろいのもなっこです。笑

 

ディファ有明のワンマンライブでも自ら選んだ楽曲は「太陽と心臓」でした。

「な、な、な、奈菜子ー!あの瞬間が一番幸せを感じる時です。」

「今まで一番の歌い出しをします。なので、今までで一番の奈菜子を皆さんから貰いたいです」

そう話すように、この楽曲は本当に比嘉奈菜子あっての曲になりました。

【比嘉奈菜子 vs「太陽と心臓」2017.10.28ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube

 

続いて…

実はアイドルネッサンス、なっこの大好きなWANIMAもカバーしています。ということで、こちら。

 

リベンジ/WANIMA(2015年)

【「リベンジ」6.18ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube

 

映像はYATSUI FESTIVAL2017の時のもの。この時、自分もいたのですがモッシュが起きました。笑

この曲に関してはハモリがどうとか、ダンスのフォーメーションがどうとか、そういう話ではなく、とにかく比嘉が喜ぶ、とにかく自分も勢いに身を任せる、そんな一曲です。

 

続いてこちら。

トラベラーズ・ハイ/スキマスイッチ(2013年)

アイドルネッサンス「トラベラーズ・ハイ」サマーイメージムービー(By 比嘉カメラ) - YouTube

MVありきの話にはなるのですが、比嘉カメラで撮った2016年の夏を、楽曲に乗せて編集されたMV。メンバーの素だったり、はしゃいだり、変顔だったり、寝顔だったり、そういうラフな空気感でゆるくて、でも観てる人が幸せになる動画です。比嘉カメラっていうのがなんかいいんです。なんかね。

そしてライブでも盛り上がる楽曲であり、振付も覚えやすくみんなで楽しめる曲です。

【「トラベラーズ・ハイ」8.27ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube

【「トラベラーズ・ハイ」12.11ライブ映像】アイドルネッサンス+オワリカラ+炭竃智弘+園木理人 - YouTube

みんなでトレイン作るところが可愛い。

 

そして、最後はこちら。

Funny Bunny/the pillows(1999年)

【「Funny Bunny」2.28ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube

 

アカペラver

【「Funny Bunny」(アカペラver.)8.27ライブ映像】アイドルネッサンス - YouTube

MV

アイドルネッサンス「Funny Bunny」(MV) - YouTube

ライブ映像まとめ

〜決意を込めて〜【「Funny Bunny」ライブ映像まとめ】アイドルネッサンス - YouTube

 

色んなバージョンありますが、ライブ映像まとめで私は思わず涙が出ました。

当時、私は現場にいませんが、当時の6人にとって、ファンにとっての歌の意味を考えたら目頭が熱くなりました。そして、高校生の時、よく聴いてたバンドの、しかも好きだった楽曲を年月を経て、アイドルネッサンスの歌として聴き、自分が追い込まれてた時に救ってくれた曲でした。自分にとっては救ってくれた光の様な曲で、この先も何度だって言うと思います。アイドルネッサンスのFunny Bunnyがあるから今がある。

石野と比嘉が向き合って歌うところ、好きですね。あと1回、観れるといいな。

 

では、次回は野本ゆめか!ラスト2人!